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2014年7月27日日曜日

TECTILE Toolkitを作ってみた

最近、Oculus Riftを皮切りにVR空間に没入するコンテンツが増えてきました。
ヘッドトラッキングと視界を覆い尽くす映像、そしてバイノーラル音源のリアルな音による没入体験ができるようになりました。

すると次に欲しくなるのは…そう、触覚ですよね!
※味覚や嗅覚にも非常に興味があるのですが、ちょっとまだ実現は難しそうですよね

個人的に触覚フィードバックには興味を持っていて、8/2、8/3に開催される触覚ハッカソンにも参加する予定です。
つい先日、その触覚ハッカソンの事前説明会にも参加してきまして、いろいろな触覚デバイスを触ってきました。

その中でも特に印象的だったのが、慶応義塾大学の南澤先生が持ってきていた、TECHTILE Toolkitというデバイスでした。さらになんと、TECHTILE Toolkitはオープンソースで開発されており、部品を集めれば自分で作ることも可能です!

このページに行けば作り方が丁寧に解説されていて、だれでもTECTILE Toolkitを作ることができます!
…と、言いたいところなのですが

ページ中で使用されている「任天堂DS振動カートリッジ」と、「ラステームのRSDA202というアンプ」はともにディスコンとなっており、手に入れるのが難しいのが現状です…

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任天堂DS振動カートリッジの中には、アルプス電気のフォースリアクタというデバイスが用いられています。



※大小2種類のモデルが存在するのですが、DS振動カートリッジ、DS Lite振動カートリッジ共に大きい方のモデルが使用されています

フォースリアクタは振動モータではなく、中に入っている振動板をコイルで駆動する方式を採用しています。
そのため、高い周波数の振動を再現することができ、よりリアルな触覚フィードバックが得られる…というデバイスだそうです。
暦本先生のWISS2013の抄録にデータが載ってます

こればかりは無いと仕方がないので、Amazon駿河屋などで頑張って手に入れます
私はAmazonで同梱版のメトロイドプライムピンボールを中古3,000円で買いました。
※一時期極端な品薄になったことで、中古ゲーム業者が買い取りに積極的になったのか、今はお金を出せば手に入るようです

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ラステームのアンプはちょっと手に入りそうになかったので、代わりに秋月のTA7252を使ったオーディオアンプキットを利用してみました。

組み立ててみた様子がこちらになります。
スピーカー端子から音声を出力し、それをオーディオアンプを通して増幅してフォースリアクタを駆動しています。



今回はコップを使った触覚フィードバックデモを再生するので、フォースリアクタはこのようにコップに貼り付けました。
※底面に密着して貼り付けられなかったので、側面に貼り付けています



作ってみて早速コップの中でビー玉が回転している触覚データを体験してみたのですが、実際に会場で体験した時と比べるとどうにもリアリティが少ない気がしました…
※映像に合わせてコップを動かすと十二分に触覚が感じられます、VRの中で真骨頂を発揮しそうな予感がします

会場での体験と比べて今一歩及ばなかったのは、やはりアンプが良くなかったのでしょうか?
ラステームのRSDA202はトライパスのTA2020というデジタルアンプICを利用しているそうなので、同じICを利用した安いアンプを買って試してみたいと思います。

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[追記] 20140806

TA2020使ったオーディオアンプ、Lepai LP-2020+がAmazonにて2000円ほどで販売されていたので、例によってコップ音源を再生してみました。



秋月アンプよりだいぶ良い感じがして、本家のTECHTILE toolkitとだいぶ近い感じがしました。 簡易イコライザがついててローパスかけられるのもありがたいです。

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