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2014年9月30日火曜日

持ち運べる高性能GPUデスクトップを組んでみました

最近Oculus Riftでデモする際など、出先でハイスペックなPCが必要になる機会が増えてきました。

Alienware欲しいなぁ、でも高いしなぁ…なんてことを思いながら、ただ高いPCを買うだけなのもつまらないとPE-4CでeGPUに手を出したりしてみたのですが、PCIEx1の帯域がボトルネックになってUnityでのパフォーマンスがでず…
(eGPUについては後で別エントリにまとめるかもしれません、質問等あれば@でもどうぞ)

結局、持ち運べるぐらいの大きさのデスクトップPCを組みたてました。



CPUはHaswell Refreshのi5低消費電力版、マザボはmini ITX、メモリは8GB、ストレージはSSD+HDD(の、予定でした…)、GPUはeGPU用に用意したTDP 195WのPalit GTX760、電源はSFXのPlugin 500Wです。
です。
※今思えば、結局HDDも光学ドライブも積んでないのでCPUは通常版で問題なかったかもしれません

CPUIntel Core i5 4590S
マザーボードASUSTeK H97I-PLUS
メモリCFD Elixir DDR3-1600 4GBx2
ストレージSamusung SSD 128GB (前PCから引継)
グラフィックカードPalit GTX760 (eGPU用に購入したもの)
電源鎌力ゴールドSFXプラグイン 500W

ケースは手持ちのグラボがぎりぎり入るSilverstone SG-05 Liteをチョイスしてみました。このケースはハイエンドGPUを少ない容積に詰め込むことをコンセプトにしているようで、シャドウベイが少ない代わりにギリギリまでケースの大きさが詰められてます。



ただ、このケース、公式では10inchのグラボまでOKと書かれていますが、実際のところ240mmのPalit GTX760でギリギリです。ケースファンを外して、グラボを斜めにするとなんとか入れることができました。というか、プラスチックのハウジングがケースに干渉してるので若干無理に押し込んでます。



そしてグラボもなんとか取り付け終わってあとはストレージを取り付けるだけというところで、今回最大の問題が…


なんとプラグイン電源が干渉してシャドウベイが取り付けられません!!!



もうこの大きさは無理やり押し込むとかそういうレベルじゃないですね…

どうもこのケースは奥行き100mmのSilverstone純正電源に合わせて作られているようで、通常の奥行き130mm電源ではどう頑張ってもシャドウベイが干渉するようです。さらに私はプラグイン電源を選択したのでシャドウベイに細工したぐらいじゃどうにもならない状態に…

結局、アルミ板でSSDのマウンタを自作し、SSDはなんとか中に入れることが出来ました。



まぁHDDはUSB3.0のケースがありますし、ドライブも外付けで十分なので軽量化できたぶん結果オーライですかね?
※若干ケースの剛性が気になりますが…

持ち運びに関しては、当初はバックパネルの隣に取っ手をつけて、岡持ちみたいに持ち運べればいいかなぁと考えていたのですが…あまりにケースが華奢でぐにゃぐにゃ曲がるので不安になり、大型のカメラケースに入れて持ち運ぶことにしました。


ケンコーのaosta Frontana Lサイズです。こちらも超ギリギリのピッタリサイズ、というかギリギリアウトのサイズなので、ファスナーがぶっ壊れないように慎重かつ大胆に無理やり閉めないと入りません。
※このままだとその内ファスナーが壊れそうなので、もう一回り大きいものを購入されることをおすすめします…

これで今まで懸案事項だったデモの際のPCスペック不足も解決出来たので、どこでもデモにいけるようになりました!

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