テーマは「ものづくりの面白さ」で、「女子校生ウケする話をしてくれ」という振りに答えるべく、職場の先輩たちと3人で講義に行き、授業時間2コマの間、生徒さんたちと向き合ってきました。
※このスライドは講義で使用したものではなく、mbed祭り2015にてその様子をLTした時のものになります
また、その際に「ものづくりの講義をするからには何か作って持って行くべきだろう」と思い立ち、mbedを使ってミクが歌う楽器のような物を作っていきました。
手の高さで音程を取り、フットペダルとボタンでリズムを刻むとミクが歌ってくれます
このミクの楽器がなかなか好評で、休み時間には教卓の周りに人だかりができ、生まれて初めて女子高生に囲まれるという経験ができました。
※mbedを使えばモテるというのは本当だったみたいです
また、二コマ目はちょっとしたワークショップを開催し、生徒さんに実際に手を動かしてもらう機会を設けました。
作ってもらったのは「光るプリクラ」で、AgICペンと呼ばれる導電性インクのペンで回路を描き、シールのLEDを貼って写真を重ねて貼るといった構造になっています。USBモバイルバッテリーに刺すと写真が光ります
1人1枚好きな写真を持参してもらい、自分オリジナルの作品を作ってもらいました
実際に手を動かしてもらうことで、ものづくりの楽しさや、「なんかよくわかんないけどテクノロジーを学んだら面白いことができそうな気がする感」みたいなものは伝えられたんじゃないかなと思いました。
実際、授業のあとに採ったアンケートではほとんどの方が「またなにか物作りをしてみたい」と回答してくれたのは、素直にうれしかったです。
講義をしてみるまでは、「ウケなかったらどうしよう」と内心心配していたのですが、予想の300%ぐらい食いつきがよかったです。この年代の子たちにとって自分からMakerイベントやワークショップに参加しないと、なかなかモノつくりに触れる機会はないと思いますが、実際に見て触って手を動かしてみることで「あ、これなんか楽しい」って思ってもらえたんじゃないでしょうか。
今回お邪魔した学校に限らず、是非日本中の学校でこういった取り組みを続けて欲しいと思いますね。
最後に、私に話を持ちかけてくれた同期M氏、このような機会をいただけたお茶の水女子大学付属高校学校の先生方、講演を一緒に成功に導いてくれた先輩方、目を輝かせながら話を聞いてくれた生徒さんたちにお礼を申し上げます。
P.S. Makerの方々、高校に作ったガジェットを持って行くと女子校生に囲まれることができるので、是非お試しあれ!
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